内定辞退した僕は、何故就活をしたのか?

この記事は前回の記事の2話目です。
未読の方は、こちらからどうぞ。

「よく内定を辞退しようと考えて、それを実行したね」

これは今でも言われることで、辞退するにあたって、多くのことを悩んだ。

確かに、内定辞退というものミクロの視点で見ると、どうしても短期的な評価でデメリットばかり挙がるので、辞退という結論には至らなかったと思う。
しかし、ある人の言葉がきっかけで「人生の転換点の一つ」とフラットに捉えることができて、心がスッと軽くなって、決断できた。

「君は受験勉強も”楽しいかどうか”で決めてきた人間なのだから、内定先も同じように決めれる人間だよ」

この言葉が僕に力をくれたと思う。

この言葉を受けて僕は、自分にとっての受験勉強を見直すことにした。

そして一言で言えば、僕にとってみれば受験はゲーム的な勉強だった。

僕にとって、受験勉強は娯楽だった

僕は小中学校は公立学校だったので、私立の受験勉強は経験していない。
なので、高校からの受験勉強について書いていきたいと思う。

高校の受験はゲームと共に

僕は小学生のころ、暇だったので学習塾に通うことを決めた。
低学年の僕の興味を引いたのは算数で、学校では学ばない算数の考え方に関心を持ったのだと思う。
中学3年生になると、学習塾に行く人間は増えていくので、周囲に勉強仲間が出来た。

当時していた話で今でも記憶にあるのは、「ゲームの話」か「算数の問題の解き方」についての会話だった。
どちらも違う話のように思えるかもしれない。けれど、

「如何に課題を早く、簡単に、分かりやすく、誰も知らない方法で、解くか」

という点を模索していた僕にとってみれば、どちらも似たようなものだった。

こうやって日々の勉強を捉えてみると、受験勉強はまさにゲームのそれだった。
一つ違うとすれば、「課題解決の結果が周囲から求められているらしい」ということだった。

ただ、勉強自体、娯楽の一つだったので、受験勉強に飽きた僕は冬休みにゲームをやっていた。
ゲームというのは勉強というゲームではなく、ポケモン。

高校の進路先として、私立か公立かで悩むことはなかった。
私立はお金がかかるらしいので、興味がないのに私立に行くのは無駄と考えて、公立を選んだ。
これは周囲からは意外だったらしく、「お気楽な勉強バカ」というレッテルが張り付いていた。

こうして僕は近くの公立の高等学校に入学した。

大学受験の決意は骨折と共に

偏差値もそこそこだった高校で、学習塾で学ばない解法について触れる機会が増えたのを覚えている。
そのため学べる機会が増え、「勉強、とりわけ数学は楽しい」という価値観がより強固なものになったと思う。

高校生活はラグビーを始めたものの、公立高校のグラウンドに芝などあるはずもなく、基本的にどこかしらケガばかりしていた。
(何個メガネを割り、何回骨折したか覚えていない。というのも、回数が多いのではなく、脳震盪による記憶喪失で、覚えていない)

その中で、高校2年の時、足を骨折して、暇だったので大学受験をすることにした。
というのも、部活ができなくなり、暇になったので、これまた勉強することになったのだが、学習塾では、大学受験のための勉強をやるので、これまた、勉強を趣味として学習塾に入り浸った。

ただ中学の時とは違い、過去問を解く機会が増えたので、どこかテクニック的なものに触れる機会が増えたなと思って、正直つまらないなと思うことが多々あった。

この時も受験勉強に飽きて、ゲームやアニメを見て受検を迎えた。

こうして第2志望の文系の大学へと入学した。

大学に入学して

大学に入学して感じたことは、「勉強の目的の喪失」だった。

どうも勉強を真剣にやることに飽きた大学生は「お酒」、「サークル」、「バイト」、「恋愛事情」でポートフォリオを構成していくらしい。
おまけに勉強を真剣にやろうにも、授業自体に熱意を入れていない教授が多く、単位をひたすら取らなければいけないゲームになってしまい、勉強は楽しむツールから、単位を取るためのツールになってしまった。

投資という最高峰の娯楽

その中で投資と出会えたことは非常に娯楽的だった。
特に株式市場は、経済、財務会計、行動経済学、市場分析などありとあらゆる学問を用いることが出来るほど、柔軟で、難解な市場である。

大学2年に出会った投資との出会いは、「今までの自分にとっての娯楽の集大成である」と感じ、これにのめりこんだ。
当時やっていたのは、投機のゲームであったので、大きな損失を出すことになってしまうけれど。

しかしこれに没頭しているうちに大学生活は、いよいよ就職活動の時期へと移行していくことになる。

今までの受験は「勉強が楽しい」から取り組んできたので、このロジックで行くと就職活動も楽しくなければやらない。

以前こんなことをTwitterでコメントを頂いたけれど、業界と企業を分析し、将来を見据え、会社を評価するゲームと捉えた僕は、これも勉強だと思ってなかなかに楽しめました。

だけど、当時の僕はプロセス自体を楽しんでいて、そこで得るものについて深く考えていなかったのである。

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ABOUTこの記事をかいた人

内定辞退した2018卒の大学生投資家。 「お金だけのための就職」が嫌でした。 「好きで生きるため」情報発信。 ***月間読書量3~8冊を頼りに経済自由を*** ***米株、節約術、統計学やアニメ好き***